今日は私の先生でもある、与沢翼さんの語録を紹介します。

 

与沢翼さんは、元暴走族、早大、アパレル会社の社長を経て、
2011年の7月にネットビジネスを始めて、わずか半年で月収1億。
ビジネスの天才です。

 

質問すると、答えがすごい勢いで出てくる。
まっすぐ返してくれる。
着手したことは誰よりも早くあっという間に仕上げる。
ほとんど寝ることなく働き続ける。

知識、体力、行動力、魅力全てがハンパないレベル。
生で見た時は、まさに王の器だと思いました。

 

与沢さんは昔アメーバブログでブレイクしたのですが、
アカウントを無断削除されてしまい、今では幻の記事となっています。

ちょうどその頃、
私はフリーエージェントクラブという与沢さんの塾で学んでいました。
与沢さんの放つ言葉があまりにも心に響いたので、
いくつか取っておいてあります。

今日のはその内の一つですね。

 

与沢翼の人生観:その3

顧客を選び抜き顧客と互いにリスペクトの関係を結ぶ。
商売の世界では、「お客様は神様」という言葉がある。これは実は嘘である。
顧客と提供者は完全に平等。
例えば、リッツカールトンに住んでいると最上のおもてなしを受けるが、
それを逆手にとって調子に乗って横柄な態度を取ったり、
ルール違反をすると、即時退去させられる。実際そういう人は何人もいる。
最上のサービスを提供するリッツと居住者は平等であり、
彼らの提供価値と居住者のお金を等価で交換しているだけだ。
だから彼らは平等な関係を築けないのであれば容赦なく顧客を切る。
私も商売を知らない若い時代は、
「俺は客だ、客は一番えらい」と思い込んでいた痛い時期があったが、
実はこれはかなりまずい状態だ。別に顧客はえらなくない。
サービサーと平等であり、互いにリスペクトできるのか?これに尽きる。
我々は常に顧客と価値を交換しているだけなのだ。
顧客が権利濫用を口にするならサービサーはパートナーを解消するということになるだけ。
さらに言えば、顧客の忠誠心が薄い企業が多すぎる。
あっちやこっちやと浮気される。
そういう会社は儲からない。
強いメッセージを発すると、薄い顧客が離れ、濃い顧客だけが残る。
質を問わない見込み客の全体数は減るが収益は驚くほど伸びる。
なぜなら利益というのは忠誠心の高い顧客がもたらすものだからだ。
例えば、フェラーリはアクが強い。だからほとんどの人は買おうとまでは思わない。
価格も高いしそこまでの価値は見出されない。
しかし、魅了された一部の顧客は死ぬまでフェラーリに乗り続ける。
だから未上場でありながらも莫大な富を生み続け、いつでも上場可能で、
もしそうした場合の時価総額は推定1兆以上あるとさえ言われている。
つまり儲かる会社とは、顧客の忠誠心が高い会社なのだ。
逆説的だが、強いメッセージを発することで見込み客を削り続けた先に成功がある。
だから嫌な客は相手にしなくて良いというよく聞く例の通説は本当だよ。
アンチユーザーが生まれたとき初めて儲かっていると実感するはず。
サービサーもプライド持ってやろうぜ!顧客とサービサーは平等だ。

by 与沢 翼