今日は私の先生でもある、与沢翼さんの語録を紹介します。
与沢翼さんは、元暴走族、早大、アパレル会社の社長を経て、
2011の7月にネット
ビジネスの天才です。
質問すると、答えがすごい勢いで出てくる。
まっすぐ返してくれる。
着手したことは誰よりも早くあっという間に仕上げる。
ほとんど寝ることなく働き続ける。
知識、体力、行動力、魅力全てがハンパないレベル。
生で見た時は、まさに王の器だと思いました。
与沢さんは昔アメーバブログでブレイクしたのですが、
アカウントを無断削除されてしまい、今では幻の記事となっています。
ちょうどその頃、
私はフリーエージェントクラブという与沢さんの塾で学んでいました。
与沢さんの放つ言葉があまりにも心に響いたので、
いくつか取っておいてあります。
今日のはその内の一つですね。
【2011年11月10日】
28歳最後の朝を迎えました。
22歳で創業して23で会社設立。
以後、どんな組織にも頼らず、誰からも給与をもらわずに、
この6年間、自分の力で生きて来ることができました。
ここ最近では日本人の中でもトップクラスの年収も
手に入れることができたと思います。
創業前はあんなに怖かったお金や人の悩みも今では全てが楽しみに変わり、
経営や独立独歩に対する恐怖は完全に消え去りました。
明日から29歳、そして最後の20代の1年間がやってきます。
これまでは背伸びしてずっと戦ってきたけれども、
29歳になったらもっと心にゆとりを持ちたいと思っています。
そして、背伸びではなく等身大で再び上場を目指したいと思っています。
上場させてくれ!ではなく、上場して下さいと言われる企業を目指す。
上場のために利益を作るのではなく、利益が出ているから上場を勧められる、
そんなスタンスを守る。
結局20代上場の夢は叶わなかったけれども、
今度は30代前半に置き換えてもう一度夢を叶える日を目指す。
日本を動かすビジネススクールをe-ラーニングで作るという目標があります。
これはITの技術力が不可欠ですからハイテクベンチャーに分類されますが、
なるべくフリーランスエンジニアとのパートーナー契約によって、
フリーエージェントの連合的組織を作ろうと思っています。
これは日本初のモデルですが、フリーエージェントが集合することで、
全体の概念としては一つの企業となり、それが上場するのです。
講師もプラットフォームの開発も、全てフリーエージェントが組織外で担います。
では、弊社は何をするかというと、
経理・財務・経営管理・契約管理・事業戦略などの
ブレーンに該当する部分だけです。
これはいわばホールディングスカンパニーが
子会社を統括している状態に似ています。
会社が外部の自由なフリーエージェントを繋いで管理し、
全体として増幅しながら社会価値を創出するようにコーディネイトするのです。
受講生のサポートもコンテンツの企画・作成・収録・編集も
全て厳格なルールに従い社外で行っていきます。
会社にいるのは、経営管理者と数名の事務員になるでしょう。
結局本社は10~20名の規模で十分ですが、
一方では外部協力者は、数百名から数千名となり、一つの上場企業を作るのです。
それが、今私が考えている構想です。
最大の課題は、人間で言う脳に相当する本社が、
全体として価値を最大化できる標準化されたビジネスフロー
(企画・製造・集客・販売・サポート)
をどれだけ外部FAに対しても作り込めるのかということに尽きると思っています。
これをフリーエージェント連合型企業と呼んでいます。
今日は最後の28歳。
フリーエージェント連合型企業を創造するための
29歳の断固たる定量目標と決意を固める日にします。
与沢 翼