今日は私の先生でもある、与沢翼さんの語録を紹介します。
与沢翼さんは、元暴走族、早大、アパレル会社の社長を経て、
2011の7月にネット
ビジネスの天才です。
質問すると、答えがすごい勢いで出てくる。
まっすぐ返してくれる。
着手したことは誰よりも早くあっという間に仕上げる。
ほとんど寝ることなく働き続ける。
知識、体力、行動力、魅力全てがハンパないレベル。
生で見た時は、まさに王の器だと思いました。
与沢さんは昔アメーバブログでブレイクしたのですが、
アカウントを無断削除されてしまい、今では幻の記事となっています。
ちょうどその頃、
私はフリーエージェントクラブという与沢さんの塾で学んでいました。
与沢さんの放つ言葉があまりにも心に響いたので、
いくつか取っておいてあります。
今日のはその内の一つですね。
減らすのか、築くのか、結局のところ、ほとんどの人はこのどちらかの主義に立脚している。
どちらが正しいか?というのは立場とケースによっても多少異なるのだが、
ほとんどの人は築こうとしている側の主義である。
たとえば、これから新たな商品を築こう、これから新たな組織を築こう、
これから新たなルールを築こう、これから新たな人脈を築こうと、
なんでも築こう、築こうという思考になっている。
しかし、本当の成功者たらんとするためには、今あるものを減らして、
残った少数に向けて集中を倍々に注いだ方が
はるかに早く遠くまでいくことができるばかりか、
成功する確率は何倍、何十倍にもなるという事実を指摘したい。
ただ、新しいことをやってはいけないと言っているのではない。
成功者も新しいことに挑戦する。
しかし、それは、今あるもので深堀をし尽くした後の話である。
なんでも今から新しく築こうとしていくよりも、
今持っているものをどんどん減らして、
一つに集中した方が絶対に伸びるのである。
複雑化させすぎたもの、ルールがないもの、
重複や無駄があるものは全て成功の阻害要因となる。
さらに言えば、大切そうに見えるが、
全く結果の出ていないものもすべて成功の邪魔だ。
大切そうに思えるかどうかは重要ではない。
すべては結果である。
結果の「芽」が出ているものにフォーカスすべきである。
メアドも減らし、ソーシャルメディアも減らし、
人脈も減らし、関心の分野も減らしたらどうだろうか?
その変わり重要なメアドだけを大切に管理し、
重要なメディアだけを大切に育て、
自分より上の能力を持つ少数の人脈とだけ付き合い、
一つの関心分野において突き抜けるのである。
築こう築こう思考に陥るのではなく、
減らして減らして突き抜ける思考をお勧めする。
すべての分野に精通することは決してできない。
そして、成功者になるために、すべての分野を知る必要もない。
経済的成功に限って言えば、
結局は、利益の額を最大化できる自分だけのポートフォリオを作ることが目的である。
そのポートフォリオに一旦濁りを入れれば、
全体が変色し、二度と透き通ることはなくなる。
つまり、ストレスがある限り、迷っている限りダントツの成果は絶対に出ない。
邪魔なもんは全部捨てちまえ。そのチャンスは年末年始に特にある。
by 与沢 翼